グランドアクシス!トルクカムにモリブデングリースで大失敗!
1998年製!初期型のグランドアクシス。 YA100W / SB01J です。2スト最後の砦! メンテ・カスタムの素材&教材です。
トルクカムのグリースって?
1ヶ月程前から、スタートダッシュで
ちょっと失速? 引っかかる感じが。
アクセルオフからの再加速もイマイチだし
だんだん酷くなるので、駆動系の点検です。
早速、ケースオープン!
汚れていますが、こんなもんでしょう。
続いてプーリー周りを見てみます。
コレも汚れていますが、フツーな感じです。
掃除して、ちょい片減りしたウェイトローラーを
新品に交換します。原因なんだろう??
ドリブン側の作業を始めて直ぐに異変が。
トルクカムカバー?が固着してのか?
全く動きません!!取れない! orz
奮闘する事15分。やっと外れましたが...
写真では伝わらないかもしれませんが
グリスが妙な感じになっています。
グリスなのに粘度ゼロ!カサカサでポロポロ。
しかも、ちょっと硬い手触りです。
しかも溝が偏摩耗してガタガタです orz
取り敢えずキレイにします。清掃スタート!
新品に交換したい気分ですが、ストックも無いし
使っていない溝を使用する事にします。
NCYのトルクカムで3種類の直線溝タイプです。
一番の急角度がお気に入りでした。
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ココまで作業して思い出しました。
グリスの変異の原因を。
グランドアクシスのトルクカムには
指定グリースがあります。
ヤマハ グリースE ウレア系の高温摺動部用の耐熱グリースだと 思います(多分...未確認ですが)
前回の作業時に、該当グリースが無くなっていて
安物のモリブデングリースを使ったんですよね。
熱に強くないのは知識としてはありましたが
根拠なく、大丈夫だろうと判断しました orz
なので、今回はウレア系の耐熱グリースです。
適材適所!大事ですね。
駆動系カバーのガスケットが破れたので
新品に交換して作業終了です。
お金も手間も時間も無駄にしました(-_-;)